「ファスティング(断食)」... 文字通り「食を断つ」わけですが、全く何も口にしない訳ではございません。「身体に負担のかからない」フルーツとサプリメントを摂りながら、「食習慣の見直し」と「腸内環境の改善」を通して心身をリセットします。

添付のグラフは私自身が2015年1月から2015年11月までの1年弱にわたりファスティングを行ったときの5月から11月までの体重と体脂肪率の実際の記録です。2015年1月に初めて5日間のファスティングを行い、その時は体重が78kgから73kgに、また体脂肪率が23%から19%まで下がりました。その時に体調がすこぶる良くなったので、その後も間を置きながら継続して行いました。初回から3か月後に3日間、さらにその5か月後に2日間のファスティングを行い、最終的に体重、体脂肪率がそれぞれ66.9kg、10.5%まで落ちました。

　　

実は、ファスティングのポイントは、「体重を減らす」ことよりも（結果的にそうはなりますが）、一定期間の食事制限で体内を「リセット」することにより「体質が改善される」ためその波及効果が広い点にあります。ファスティングを経験した多くの方が口を揃えて「身体が軽くなった」、「頭の中がスッキリした」、「目覚めが良くなった」、「便通が良くなった」とその体感効果を語ります。また、美容の観点からも肌の調子が良くなり、キメが細かくなります。さらに、ファスティングは医学的にも注目されていて、「免疫細胞の再生を促進する」、「化学療法による副作用を軽減する」といった効果が海外の研究で報告されているほどです。